不在の巣

なろうで小説を書かせてもらっている馬込巣立のブログです

今月5日からVTuber始めます

 皆さんこんにちは。馬込巣立です。

 

 えー、実は結構前から計画していた事ではあるのですが私こと馬込巣立は今月5日からVTuberとして活動を開始します。

 

 以下に提示する画像が自分のバーチャル肉体です。

 

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 そんでもってこちらがチャンネルのリンクです。良ければ登録お願いします。

 

馬込巣立 - YouTube

 

 いかなる理由で活動を開始したのか等はまた追々語っていくとして、この件について一つ謝罪をば。

 

 今後私が創作関連で言いたいあれやこれやについては軒並み配信活動を通して表現していきたいと思っているんですね。

 つまるところこのブログは今後ほぼ使いません。閉鎖まではしないものの基本更新しなくなるかと思われます。

 

 なのでこれまでブログを読んできてくださった皆様には申し訳ないのですが、これからはブロガーではなく配信者として私の話を聞いていってもらえればと。

 文章を読むよりは音として垂れ流しておく方が情報を受け取る側も気楽でいられるでしょうし、個人的には悪くない終わり方ができたのではないかと満足しています。

 

 それでは、今まで当ブログ『不在の巣』をご愛顧いただきありがとうございました。

休みてえ

 皆さんこんにちは。馬込巣立です。

 先に言っておくと今回は愚痴のための記事でしかないので、興味なければブラウザバックしてください。

 それでは「オメーの愚痴に興味ねえよ」という方のためにちょっと余白空けておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 休みてえ〜〜〜〜〜〜。

 

 唐突に申し訳ない。しかしここ二ヶ月ほどずっと家庭内の問題で貴重な休日が食い潰されるという忌々しい事象が続き、心身ともに充分な休息を得られずにいました。

 今日ようやっと自主的に「今日は他人のためになる行動はしない」と決意して一日中ちゃんと休める休日を過ごせています。まあ放棄してるだけでやるべきこと自体は普通に残ってるんですが。

 

 このところ体力と精神力を奪われてきたためか執筆作業が滞りに滞っており、どうしたものかと悩んでいる状態です。

 はっきり言ってここからまたしばらく忙しくなるとわかってしまっているせいで、あらゆる物事へのモチベーションが下がっています。

 

 なので今回の記事はガス抜きとして弱音を吐くために作成している駄文ってところですね。クソかな。

 いやでもマジでね、厄介な家庭の問題って仕事よりも理不尽なんですよ。

 

 一つ解決したと思ったら別件が舞い込んできて、そっちを片付けても一週間後の手続きのためにあっちとこっちの役所を行ったり来たりしなきゃいけなかったり。

 そんで給料出ないどころか交通費で経済的打撃を受けるわ要求された諸々にも金がかかるわで、生活も圧迫し始める始末。家族ってこんなだっけ?

 

 仕事も仕事で拘束時間長いし休日も出張らなきゃいけない時があるしスケジュール管理ガバガバな上司とわがままな年寄り連中のせいでこっちにしわ寄せが来るしでね、家族がいなくても大変なのに家族がいるせいで余計に辛い。

 しかも家庭の問題つっても父方と母方で別個の問題が降り掛かってきやがるんですよ。どっちも家同士の仲が悪くて馬込巣立以外に頼れる相手がいないからって。

 

 いや、しんどい。

 

 久々に時間できたから「ネットで知り合った人達とTRPGで遊ぶか〜!」つって四日後に遊ぶ約束してさあ当日が楽しみだ、とウキウキしてるタイミングで唐突に電話かかってきて「公的書類AとBとCとDを四日後までに用意してほしい」とかほざかれた時には「ぶっ殺されてぇか」と怒鳴りそうになりました。

 何ならその日は午前中に別件で出かけなきゃいけなかったりしましたからね。結局無駄足に終わったというしょーもないオチがつきましたけど。

 それと公的書類用意しろってんならせめてもうちょい早めに言え。お前が夕方に電話した日は木曜日、その翌日は当然金曜日で仕事、そこから土日入って明けの月曜日も普通に仕事だから四日後までに手続き自体できねえんだよ。

 しかもそれ複数の地域を行ったり来たりしなきゃ四通全部揃わないやつだろアホか。また県境跨いでタダ働きしろってのか。

 まあ流石にその件については物理的に応じられない要望だったんで「また今度な」と返しておきましたが、デスノートあったら多分あいつの名前書いてましたよ私は。

 

 まあそんなわけで、ここ最近ずっとくたびれていたわけです。

 ただでさえ普段の仕事がキツい中でやっと小説書けてたところにいくつも用事をぶち込まれてきたので行動に限界が訪れていました。

 

 今月の下旬ちょっと過ぎた辺りからまたしばらくは平穏な日々が始まると思うので、そうしたら執筆のペースも元に戻るかなと。

 ただ来年くらいから新しく挑戦したいことがあって、その関係で時間取られる可能性はあります。詳しい話は適切な機会に述べますが、ぶっちゃけそちらの活動によってそこそこ執筆時間を削る感じになってしまうのでそこは本当に申し訳ない。

 

 また執筆開始したばかりの時くらい余裕ある日常を取り戻せれば良いんですが、しばらくは難しそうですわ。

 以上、完全なる愚痴でした。

DX3サンプルシナリオ集「ムーンレスナイト」を読んでみて

 皆さんこんにちは。そしてお久しぶりです。馬込巣立です。

 前回の記事で「次は明るい話で記事書くかぁ」みたいなこと言ってたんですけどここ最近なんも良い事がなかったので何も書けませんでした。地獄。せめて休日は休みたい。

 

 なので今回は趣味であるTRPG、具体的には最近読んだDX3のシナリオ集ムーンレスナイトの感想でも書いていこうかなと思いこの記事の作成に踏み切った次第です。

 完全に趣味に突っ走った内容な上に公式シナリオのネタバレをバンバンしていくので、未読のDX3プレイヤーの方はご注意ください。あとTRPG知らない方には楽しみづらい内容となっていますので、そこも承知していただければ。

 

 

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 因みにこのムーンレスナイト、紙の方の書籍は絶版となっているそうです。私は電子書籍で購入したわけですがいやはや便利な時代ですわ。

 じゃあこっからジャンジャカ内容について触れていくのでよろしくお願いします。

 

 

 

◆基本設定

 

 まずこのムーンレスナイトのシナリオについて申し上げますと、全3話のキャンペーンでありながら遊びようによっては個別でもシナリオを楽しめるという作りなのだそうです。

 物語というものは変幻自在なのでこれは素晴らしい措置だと感心しました。例えば第1話だけオリジナルのシナリオで回して残り2話をこちらから引っ張ってくるとか、そういう動きも可能なわけですからね。

 パーソナリティの中には誰かが出番を用意しない限り本筋と無関係なまま終わるであろうNPCとかもいるので、そこを考慮して作られているのかもしれません。

 

 次いで素晴らしいなと思ったのが「PCがキャラロストした場合どうすべきか」についてPC番号順に説明入れてくれてるところです。

 DX3のGMって基本PCをキャラロストさせたくないと思うんですよ。理由は色々あるんですけど一番キツいのはDX3のキャラロストってジャーム化なので、遊びの場で遊び感覚で笑い飛ばせない悲劇が発生してしまいかねないってところだと思います。

 もちろん個人差はありますけどもね。私も「あ、これ帰ってこらんないかもしれない」と思ったらかっこよく死ぬ(ネタキャラならバカみたいに散る)ためのRP考えたりしますから。

 ただなるべく発生させない方が無難って認識もある程度共有されてると思うので、ロストした後の流れをきちんと考えてくれてるのは嬉しいですね。

 

 あと「どんな街でどんなキャラクターがいるのか」という舞台設定、それから簡単な黒幕の情報などがシナリオセクションにて開示されるわけですがN市高校の作り込みが思ったより細かい。これは褒め言葉です。

 基本ルルブにもN市のマップやパーソナリティについて触れられてはいますけど、高校の教育方針とか周辺の施設、学校内施設などの情報はこんなに詳細に書かれていなかったと記憶しています。

 

 正直ここってこんなに触れる必要ないっちゃないんですよ。ステージセッティングなんて自分で作った街の設定すらいい加減な人も多いでしょうし多分私もここまでやるかというとあまり自信はありません。

 でも細部に至るまで掘り下げるといざという時に思わぬ形で拾い上げたりするケースもあるでしょうし、そういう意味ではTRPGで遊ぶ層にとって適した設定の組み込み方なのかなと思います。

 個人的にこういう街の設定だけを6~7種類ほどまとめたサプリメント出してくれれば買うのにな、と惜しい気持ちになったりもしました。マップを自作する上でのヒントとかも載っけてくれると尚良し。

 

 

 

◆第1話「Gray Phantom」

 

 大体のステージ設定を軽く把握したところで最初のシナリオに触れましょう。

 

 この「Gray Phantom」をざっくり説明すると

 

「サブヒロインが黒幕に先導されてメインヒロインぶっ殺そうとしてるから止めてね」

「あとついでにサブヒロイン操るためのコントローラー持ってる悪者もいるからそいつも始末しといてね」

 

 って内容です。身も蓋もないけどそういう話です。

 システムのテーマが“裏切り”なのでこういう展開は王道且つ世界観に則している感じありますね。

 

 話の流れ自体に触れると海賊版みたいになってくるので今回のシナリオにおけるボスエネミー、“グレイファントム”七海弓花について語ります。

 

 まず「他者に対する過度の嫉妬心」を“闘争衝動”というゲーム内のルールに組み込んだのはなるほどと思いました。いや確かに嫉妬って闘争衝動で説明できるよなと。

 で、その衝動に飲み込まれると「嫉妬した相手に勝利すること」に強くこだわるので、これを恋愛に絡めた場合「好きな男子をあの女から奪ってやった」という感触に執着するようになるわけですね。

 

 こうなると衝動に飲み込まれながらPC①に強いこだわりを見せ続ける理由がはっきりしていて説得力も増します。加えて衝動発生装置という外部からの力も加わっているため、暴走している相手との戦闘というシチュエーションとしてはばっちりかなと。

 

 更に先の話もすると、このシナリオってクライマックス戦闘で弓花にどこまでダメージ与えたかで少しだけオチが変わるんですよ。こういう細かい部分で微妙なルート分岐を設けるのは(他のサンプルシナリオでも見ますが)個人的に好きなんですよね。

 

 ただ一つこのシナリオについて不満点があって、それが彼女を操るFHエージェントのエージェント:コントローラーってやつです。

 

 最初にデータ見た時に「そのポジで名前ないんかい!」とがっくり来てしまいました。いやまあ確かにオープニングフェイズに出てきたりもしてなかったんですけど、上級ルールブックも採用した場合こいつがEロイス持ってるんですよ。なのにモブて。

 せめてこう、PC②のオープニングとか改変できる余地あるんだからそこで演出で戦わせて因縁の相手感出すとかやりようある気はするんですが。

 実際レポートコミック読んだ限りPLの方が気遣ってこの名無しのエージェントに即興の名前つけてあげたりしていたので、やっぱ何かしらの設定は欲しかったというのが本音です。前向きに考えればこれも工夫の余地として見ることができるのかもしれませんが。

 

 

 

◆第2話「Kingdom Come

 

 次のシナリオがこちら。

 

「いけすかないチャラ男がカリスマ棒ぶん回してイキってるからしばく」

「ついでに生徒会長がかわいそうな事になってっから助けとこう」

 

 というシナリオです。格差社会に肯定的なイケメン洗脳野郎がボスキャラなのでそいつぶん殴るのが最終目標と思ってください。最強格闘技《完全獣化》で劣等NPCジャームッパリを殲滅だ。

 

 DX3のシナリオってたまに「これってPC①の高校生が参加する意味ある?」って内容になりがちなんですが、このシナリオは高校生が主軸のシナリオなので文句なしにPC①と②が光りやすい流れとなっています。本キャンペーンにおいては生徒会長ほぼヒロインですし。

 

 本シナリオで個人的に特徴的だと感じたのが情報項目の数でした。

 

 結構多いんですよ。同じ項目の中でも求められる技能が別のやつまで分割して数えると9項目もあって、下手したらダレそうなくらい。そこに至るまでのミドルフェイズも各PCに向けて4シーン使ってますし。

 ただそこはダレないようにトリガーイベントを二つ設けており、登場侵蝕のバランスも考えてミドル戦闘がありません。

 自分の中ではトリガーイベントって「Crumble Days」くらいのバランスが普通だと思っていたのですが、二つ目を用意するというのはこういうシナリオならアリなのかもしれませんね。探せば他のサンプルシナリオでも似たようなのあるんでしょうか。流し読みばっかしてきたのであまりちゃんと思い出せない。

 

 あとボスの瀬名方くんなんですけどまぁご立派なヘイト役って感じのエネミーですわ。

 特にPC①のクイックスタート“不確定な切り札”はピュアキュマイラなせいで【精神】も【社会】も低いので勉強できないのが確定しており、こういうエリート気質な相手とはいい感じに対立しそうですね。そこを計算してかどうかわかりませんが、PC①に関与するNPCが不良学生の相波武ってのも雰囲気出てます。

 

 まあ相波くんの出番そんなに多くないのが悲しいところではありますが、ぶっちゃけ彼が前に出られる場面自体限られてくるのでこれは仕方ないと割り切りましょう。

 

 

 

◆第3話「Moonless Night」

 

 全3話の最終回となります。

 

「使えねー先生が実は極悪人だった上に本体は空に浮いてる丸っこいのだった」

「倒さないと話終わんないからみんなでフクロにしたれ」

 

 っていう内容です。

 

 最後のセッションって事もあってかラスボスの“ダークムーン”が好き勝手するわけですが、N市から人がいなくなるっていうシチュはなかなか素敵。しかも演出がかっけぇの。

 イージーエフェクトとエネミーエフェクトを使ってラスボスの強キャラ感を醸し出すという点において、本シナリオは一定水準で成功しています。加えてブラム=ストーカーの従者をちゃんと戦闘データ面でも活用してくれているので、DX3のキャンペーン最終話によく見られる「ラスボスはとりあえず人外」展開のマンネリ感も薄れていると言えるでしょう。

 いやマジで多いんですよキャンペーンラスボスが非人型レネビとかEXジャーム化した無機物って展開。

 

 それと最終決戦というのもあってか各PCに向けてラスボスからのお言葉が個別に用意されてるのも特別な扱いされてていいですね。ダブルクロスつったらPCがかっこつけてなんぼなので、そこをきっちり見せ場作ってくれる辺り敵キャラとして美しい造形を持っていらっしゃる。

 

 ラスボスのエネミーとしての作りも素晴らしいのですが、エンディングにてPCが特定のNPCにロイスを取得していた場合に生じる特別なセリフなるものが存在しているのも話の〆として綺麗です。まあPC③だけちょっと寂しいことになっているのでそこは要改良ですかね。

 

 それと最終決戦の場が“学校の屋上”っていうのは個人的に少し物足りなさを覚えた点だったので、もし実際に回すならなんか適当なタワーの頂上とかオフィスビルの屋上とかに変更してシチュエーションを整えた方がいいかなとは思いました。PC全員が遠距離攻撃持ちだったらお助けNPCが操縦するヘリに乗って空中戦とかでも良いかもしれませんね。いつぞやどっかの公式リプレイでそういうのありましたし。

 

 

 

◆総評

 

 流石はプロが組んだシナリオだけあって面白そうだなと思う反面、「自分で作ったシナリオを回したい」という欲求があるせいで実際回すかどうか定かでありません。今後予定ができたとして自作シナリオの方を優先しそう。

 やっぱどうせなら全6話の大型キャンペーンをやってみたいというのがDX3のGM志望者の半分くらいが持ってる欲望だと思うので。

 

 ただこのシナリオ集のおかげでDX3に対するモチベーションが回復してきたのもあり、いつかは必ずと帯を締め直すような心持ちになりました。まず今やってる仕事を辞めない限り難しそうだけど。

 

 基本テキストセッションばっかやってるから余計に時間かかる私ですが、もし機会があれば他の方とDX3で遊びたいと常々思っております。

 

 小説書くのサボってブログ書いてたら予想以上にくたびれたので本日はここまで。最近は私生活の方でも色々と時間を取られがちなのであまり気が休まりませんわ。

 また次に何か記事にするような話があれば適当に更新しようと思っています。現場からは以上です。

当ブログに来たところでどうしようもない人々に向けて

 皆さんこんにちは、馬込巣立です。

 

 前回書いた記事について、記事そのものというよりコメント欄でのやり取りについて思うところがあったため今回新しく記事を書くに至りました。

 

magomesudachi.hatenadiary.jp

 

 KADOKAWAに対する批判を含んだ記事なのでまあ今までにも来たような荒らし連中が絡んでくるかもな、くらいに思っていましたし実際に来たので私の予測は正しかったわけですが。

 この記事を書き始めた2021年7月24日、「コメント欄でブログ主以外に語りかける形式での荒らし」なるものが湧いて出たため、それに対して思った事なども含め本記事を書かせていただきます。

 とりあえずその荒らしコメントの画像を下に貼っておきますね。

 

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 今回は記事のタイトルにもあるようにウチのブログに来たところでどうしようもない人々について触れていきます。あまり創作とも趣味とも関係しない内容となるので、興味がないようでしたら読まずにブラウザバックしてもらっても全然構いません。

 

 

 

◆馬込巣立側の認識

 

 すっげー残酷な結論から入りますけど私にとって主義主張を受け入れるかどうかは正当性論理性によって決まります。

 逆に言うとこれらが欠如してる時点で基本受け入れません。個人のブログかTwitterで勝手に呟いてろくらいの認識でいます。

 

 先に貼り付けておいた前記事のコメント欄を見ていただければ大体察せるかと思いますが、私が賛同しかねる意見って論理性の欠如した感情論なんですよ。

 個人の感想なんで別にどう思おうがそんなん個人の勝手です。ただ「あなたは間違ってる!」みたいなノリで絡んできた以上こちらもどこが間違っているのか納得するべく努力しますし、こちらの正当性が崩れない限り絡んできた相手の方が間違っているとしか思いません。

 

 議論なる社会的活動が元来持つ性質ってそういう正当性と論理性の先に相互の落とし所を模索するってものだと私は認識しているんです。そして私自身それを目的として多様な意見を受け入れるべく他人のコメントは(安易な荒らし行為でない限り)消さない方針でいるわけですね。

 

 なので私の言い分に納得がいかないという人はまず感情論を一旦捨ててください。それはあなたの感情であって私の感情ではないので。

「こんなにかわいそうなんだよ! あなたは何とも思わないの!?」と感情に任せてアピールすれば同情を引いて相手が屈するだろうって考え、ゆっくり虐待関連で飽きるほど見てきたし否定もしてきたので私には通用しないんですよ。まず正当性と論理性を示せ。

 

 

 

◆当ブログに来たところでどうしようもない人々

 

 で、感情論しか提示できないゆ虐スレのゆっくりみたいな人ってのは他の記事でも定期的に見かけるわけですが。

 

 もしも上に書いた内容を見てまだ「これはヘイトだ!」「不快になる表現をする方が間違っている!」としか考えられないのなら多分このブログの閲覧向いてないと思います。先に述べた通り感情論とかいらないんです。

 そういったコメントを書き込んでスッキリしたいだけならそれはまあ別にいいんですよ。ただこれまでの記事を見てもらえればわかります通り、普通に反論しますからね私。

 

 正当性と論理性に自信がない方には言い逃げを推奨します。

 

 いやブログ主が荒らしに向けて「コメント欄を荒らすならこうしとけ」ってのも変な話なんですけど、なんか皆さんこちらから反論されて結果的にズタボロになったまま消えてくんですよね。だったら最初から言い返さないで逃げときゃよかったんじゃねーのと見てて思ったんですよ。

 

 さっき貼った記事で最初に絡んできた人とか正当性も論理性も欠如してるくせに変に言い返したせいで私にボコボコにされてたでしょ。

 んで最終的に「私が批評家名乗ってたのってどのサイトですか?」っていう絶対に「すみません嘘でした」以外の返しができない話題振られてそれ以降何も書き込めず逃げたじゃないですか。

 

 言い負かされて逃げるだけの人が私のブログに来てもご本人達が言っているように不快感覚えて終わりなわけですよ。無駄以外のなんでもないでしょそんなん。

 だからこそ「荒らす意思があるなら一度荒らしてそのまま逃げろ」つってるんです。下手に反論しても間違ってる部分を指摘されるだけだから。

 

 もちろん具体的な話ができる状態でこちらの意見に異議を唱えるのもそれはそれで立派な行いではあるんですが、その場合は最後まで話を進めて結論出して終わりましょう。

 今後はそういった「破綻した自論を語るだけ語って不利になったら逃げる」って輩を以下の記事にて晒し上げるので、そのつもりで書き込んでください。とりあえずこの記事を書き終えたら次にこっちの方も更新しておきます。

 

magomesudachi.hatenadiary.jp

 

 それでもヘイトヘイト言いたければ言っても構いません。

 ただし主義主張とも言えないようなクソコメントを送りつけてきた場合は「これは意見ではなくただのいたずら書き」と認識して容赦なく削除します。最低限意見と呼べる内容のものを送ってきてください。

 

 

 今回この記事で触れておきたい内容は以上となります。

 次はもう少し平和な話題を取り上げましょうかね。最近は世間全体がピリついてますし、自分自身このブログをストレスのはけ口にし続けるのも飽きてきたので。

 

 ではまた次の記事でお会いしましょう。

やっぱKADOKAWAはダメだな!

 こんにちは、馬込巣立です。

 

 前回記事にした異世界転生者殺し-チートスレイヤー-ですが、本年6月28日にドラゴンエイジ編集部より連載中止の報告がありました。

 

前回の記事はこちらから

magomesudachi.hatenadiary.jp

 

 で、以下に貼り付ける画像がドラゴンエイジ編集部からの通達。

 

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 そしてこちらが原作者の河本ほむら先生による謝罪ツイートです。

 

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 個人的にはこの謝罪ツイートに対して「日和ってねえで作品名を出しやがれ」と思わなくもありません。

 

 ただ本件で一番悪いのは編集部だと認識しているので、河本ほむら先生に向けての批判は一旦後回しにしましょう。

 一応言っておきますが「KADOKAWAが悪いのであって河本先生は悪くない!」というわけじゃありません。この人はこの人できっちり悪い。

 

 

 

◆編集部の動きについて

 

 じゃあまず「『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止のお知らせ」を読んだ上でどうして編集部が一番悪いとなるのか言及していきます。

 

 当たり前ですけどチートスレイヤーって商業雑誌で連載開始した以上、編集部のチェックが入ってるはずなんですよ。だから顧客側の感想として「お前ら何をチェックしとったんじゃい」となるのは、まあ至極当然ではありますよね。

 で、この謝罪文的な何かを読む限りこいつら「もう一度チェックしてみたらパクリっぽかったわ〜気づかなかったわ〜」つってるんですよ。

 

 敢えて裏を読んだり嘘つき呼ばわりせず言い分を額面通りに受け止めた上で言いますけどバカしかいねえのかここの編集部。

 

 KADOKAWAの編集が頭も性格も悪いってのはあちこちで内情を見てきた人達が発信してるから有名な話ではあるんです。ただちょっと今回の件に関して言えば度が過ぎるでしょ。

 もう一度前回の記事で貼ったパロディ元との比較画像挙げますけどもね。

 

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 少なくともKADOKAWAに務めてる人間ならラノベに興味なくてもどっかしら心当たりなきゃダメなメンツでしょこれ。

 

 特にSAOなんて元ネタのコンテンツ力の高さもそうですけど「双剣」「黒」「キルト」っていうわかりやすい要素がいくつも入ってるじゃないですか。

「いやSAOとか知らんし気づかんわ」ってんならそれでも構いませんけどマジでKADOKAWAに所属しながらそんなん言うような編集者は今すぐ仕事辞めろ。

 

 ていうかアクア様に至っては同じ雑誌でこのすばのコミカライズやってんだから知りませんでしたじゃ済まねえんだよ。

 この謝罪文もどきを通してドラゴンエイジ編集部はこのすばのコミカライズ担当及びこのすば関係者全員に「ウチの雑誌で単行本13巻まで出してるおたくらが作ったお話の存在を全然認知してなくってすみませんでした」つってるようなもんですからねコレ。完全無欠のバカですよ。

 

 因みに転スラの作者さんの活動報告を見る限りどうやらKADOKAWA外の作家さんに対しても謝罪行脚してるみたいですね。

 

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 多分この人以外のところにも頭下げに行ってるんでしょう。そりゃ敵に回した相手のデカさと数が尋常じゃありませんから、流石にKADOKAWA編集と言えども今回は突っぱねたら死ぬくらいの意識を持っているようで安心しました。

 

 ただね、気づかなかったんだとしてその認識力の低さ、気づかなかったと豪語してしまう倫理的迂闊さ、気づいた上でやってたんだとして結果こうして謝り倒さなきゃいけなくなるほどの根回しの浅さ、そもそもの覚悟不足という諸々の問題はマジで擁護できない。

 

 今回の件で改めて「KADOKAWAの編集者ってマジでなんも仕事してねえしできねえんだな」と再認識しました。

 正直まだちょっと見誤ってた部分すらありましたね。ここまで無能だとは思っていなかったくらいです。

 

 前回の記事を読んでもらえればわかると思うんですが、私は単行本一冊出すくらいまで続くと思ってたんですよ。でなければ先の展開の予想とかしませんて。

 けどこれはちょっとなあ……。言っちゃ悪いんですけど今回の件って編集者は宣伝と謝罪行脚以外に逆に何したんですか? なんもしてなくないですか見てきた限り。

 

 疑問に感じたんでベテランライトノベル作家榊一郎先生にTwitterで訊いてみました。「今の編集者って逆に何ができるんでしょうか」って。

 そしたらこのようなお返事が。

 

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 小学生でもできそうな仕事〜!!!!

 

 とりあえずKADOKAWAという企業の株が自分の中でまた大きく落ちた感触がありました。地盤沈下やめろ。

 

 

 

◆原作者と作画担当はどうなのか

 

 で、そんじゃあ編集部だけが悪なのかっつーとんなわきゃないですね。原作者の河本ほむら先生も立派な大馬鹿野郎ですし、山口アキ先生も被害者ではあるものの非が全く無いわけじゃありません。

 

 まず原作者側の話をしましょう。

 

 仮に現実の流れがあの編集部の通達に沿ったものだとしたらチートスレイヤーの内容を考えたのは河本先生ということになりますし、そうでなかったとしても原作者なら物語の趣旨がどうあれ味付けはできる立場にあったはずです。

 どちらにしても実力が足りなかったっていう評価に落ち着くのが悲しいところですね。巧拙の“拙”の方。

 

 これ多分創作してる側の人ほど思ってることだと自分では思ってるんですけど、ヘイト創作そのものが悪ってわけではないんですよ。面白ければ勝ちっちゃ勝ちなんです。

 ただチートスレイヤーの場合って安易なパロディに逃げつつ安易なヘイトを稼いだわけですからそりゃまあダメでしょっつー話なんですね。しかも先にした編集部の話も併せると事前に承諾取ったわけでもない。

 

 そういう意味で言えば河本先生は編集に指示出されたなら今回の仕事受けちゃダメでしたし、自分で考えてあのザマなら変に成功した事で獲得してしまった自信を3割くらい削るべきだと思います。

 ちょっとここまでやっちゃった以上は「謙虚さを〜」とさえ言えません。まず自信を失くしてもらうところからスタートしなきゃどうにもならない。

 

 で、次に作画担当の話。

 

 山口アキ先生について言えば断りづらい案件ではあったでしょうけど、原稿を描き始めた段階でどういう内容かわかってたでしょうしそこは覚悟決めとかなきゃアカンですって。

 

https://archive.is/xoiYX

 

 こちらで「覚悟とは作画の手を抜かない覚悟」とか言われてますけど、それしか決めてないなら今回の件は残念でもないし当然ですって。

 

 まあ言うてね、それにしたって不憫だとは思いますよ。原作者の名前を聞いた時にはそれなり嬉しかった事だろうと私も察しますし。

 山口先生の境遇を私の目線から一言で言い表すなら「油断して追突事故に巻き込まれて即死」って感じですもの。かわいそう。

 

 

 

◆ヘイト創作自体は好きにしていい

 

 チートスレイヤーの問題点を大体まとめると以下のような感じになるかと思われます。

 

・安易なパロディ

・パロ元にリスペクトのないヘイト描写

・商業誌でパロディしといて元ネタ作者に許可をもらっていない

・以上3項目を埋めた上で話の流れがシンプルつまんねえ

 

 こんなもんでしょうかね。

 で、上の原作者と作画担当の話でも少し触れたんですが「ヘイト創作そのものをするな」って話じゃないんですよ。あくまで上の4項目が悪かっただけです。

 

 Twitterで私がフォローしてる作家さん達が「こうすればよかったんじゃないか」「ああすればウケたんじゃないか」と議論してるのを見るに、ヘイト創作を許せないのって作る側の人間ではないんだろうなと思うんです。

 要するに作る側からしてみればそれ自体は面白くなる余地が充分にあるので安易に全否定すべきではないと判断してしまうんですね。

 

 例えば私が書いてる「足跡まみれの異世界で」だって元はなろうテンプレ展開に対するアンチテーゼを含んだ小説ですし、並べるのちょっと烏滸がましいなと自分で思いますけどこのすばだってテンプレから少しずらした作風であれだけの人気を獲得しました。

 

 なので作者の中で「これ擦りたいなあ」と思ったら擦っても構わないんです。やり方きちんと考えて面白く仕上げられたなら。

 

 ただチートスレイヤーはそこが致命的に下手だったっつーかつまらなかった。面白さが欠片も微塵もなかったから攻撃されまくったわけですね。

 まあ編集が無能揃いなのも要因として大きいんですけども。

 

 

 

◆結論

 

 この記事のタイトルの通り。

 

 先に述べたように一番悪いのは版権元に許可も取らずあの漫画を通した編集であり、今回はやらかした内容だけでなく作家と漫画家の切り方からも企業としての体質が透けて見える状態ですからね。色々と動画投稿者さんの意見を見ていくと皆さんも「編集が一番おかしい」と同じ結論に達しているようで自論の補強に繋がっています。

 いやあしかし改めて、KADOKAWAの無能っぷりを舐めてましたね。社員の平均年齢知りませんけどそのへんの学生より仕事できねえんじゃねえの彼ら。

 

 もちろん出版業界全体に余裕がないってのもあるんでしょうけど、編集部の余裕の有無とか読者になんも関係ありませんからね。クソを生み出した以上は「これクソじゃねえか!」って言われて当然なんですよ。

 

 つーかもう、そろそろ触れますけれども。

 

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 作家に人気作品の後追いを促すしかできないんだったらその企業理念捨てろ。

 

 バカほど見栄を張りたがる。

 以上です。ではまた次の記事で。

異世界転生者殺し《チートスレイヤー》って実際どうなんだろう

 皆さんこんにちは。馬込巣立です。

 

 最近Twitterなどで異世界転生者殺し《チートスレイヤー》なる作品が話題ですね。この記事をご覧の方々は既にご存知かもしれませんが。

 

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 この作品の原作者は実写映画化も果たした有名な漫画作品、賭ケグルイの原作者である河本ほむら先生。作画担当の山口アキ先生も堕イドルなどの作品を世に送り出しているプロの漫画家さんです。

 

 そんな彼らによって生み出された本作の趣旨が「チート能力を使って好き勝手やってる異世界転生者を異世界人である主人公が殺す」というものなんですね。多分。

 まだ一話しか投稿されていないので今後のどんでん返し次第ではそこも変わってくるでしょうけど。

 

 実はそういう系統の作品って結構多くて、何なら「チートスレイヤー」なるタイトルの作品自体が既にどっかのWEBサイトに存在しているらしいです。私は興味ないので調べてませんが、多分検索したら出てくるんじゃないでしょうか?

 

 んで、この異世界転生者殺しなる作品が今すんげえ勢いで物議を醸してるというか読者の皆さんにぶっ叩かれてるんですよ。

 

 理由としては「既存の作品を大して理解もしないまま安易にパロって擦るような内容だから」ってものでして、まあ要するになろう系に対するアンチ・ヘイト創作を商業誌に掲載しちゃったってのが皆さんの怒りに触れたわけです。

 

 具体的にどんな感じでパロってるのでしょうか?

 わかりやすい画像がネットに転がっていたので貼り付けますね。

 

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 何というか、なろう小説の有名どころをテキトーに揃えた感がありますね。

 しかもSAOの主人公であるキリトのパロディキャラがこいつらのリーダー格なんですが、SAOはなろう小説じゃない上にキリトは異世界転生してません。何なら他にも転生者じゃないキャラやそもそも戦闘能力を持たないキャラまでチート能力持ちの元ネタになっています。

 多分こういう点が理解の不足として叩かれてる要因の一つなのかなと。

 

 肝心の内容はというと賢者の孫のシン=ウォルフォードをモデルとしたっぽいキャラが主人公の村を焼いて幼馴染の女の子を屍姦して、一度死にかけた主人公が命の恩人である謎の魔女から知恵をもらってそいつらに復讐していく」といったもの。

 そしてそんな蛮行をかました孫のパロディキャラが他の転生者にその行為を咎められた(といっても「サボってんじゃねえ」程度のもの)時のリアクションが

 

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 これだものな。

 

 これを初めて見た時、私の中でこの作品への評価は「他作品のキャラっぽいキャラデザのゴブリンに他作品のネタをやらせるだけのクソ漫画」といったところに落ち着きました。あくまで現状の評価ですけどね。

 ついでに言うと魔女が語る中で羅列したチート能力の一つにパル◯ンテという言葉が用いられていたので、恐らく作者側も他作品の要素を取り入れている事に対して自覚的なんだと思います。

 

 またこの漫画、「やたらと異世界転生系作品に対する偏見がキャラクターによって表出している」という特徴があるんですよね。

 

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「チート能力でイキってるだけの陰キャ野郎」は事実そういった要素を持つ主人公への批判として度々見られる類の評価ですし、「想定外の要素は必要ない」「ストレスフリーに無双する」はどちらかというとファンサイドから出てくる定型句ですね。実際私もTwitteramazonレビューで両方見た覚えがあります。

 

 まあ実際そういう作品はありますし私もそれら作品群に対し「つまんねー」と思う立場なわけですが、問題なのはそういう当てこすりを試みている割にパロディ先の作品はそうでもないパターンが多いってところです。

 何ならSAOのキリトとかリゼロのスバルなんて作者に虐待されてんのかってレベルで定期的に過酷な状況へと追い込まれますし、このすばのアクアに至っては泣いてない時の方が珍しいでしょ。チート能力でイキってるだけの陰キャがアニメでチンパンジーみたいな悲鳴上げないでしょ。

 

 こういう元ネタへの理解、配慮、そして何よりリスペクトが足りてない時点でパロディ作品として見た上でも愛が無いなと思ってしまうわけですよ。

 

 で、作者が自作品を愛してないのはまあわかりました。しかし結局は客向けに売り出されたエンターテイメント、娯楽としてのクオリティが担保されていればそれでいいっちゃいいんです。

 

 つーわけでじゃあ娯楽としてはどうなのかってところで見てみたところ別に面白くも何ともない。

 本当に申し訳ないんですけど、第1話の時点で見どころが皆無なんですよ。

 

 いや何となくわかりますよ、多分この作品って「反則じみた強大な力にどう隙間を縫って対抗するか」みたいなのが見どころとなるよう読者に認識させたいんでしょう。まだ1話しか出てないから知らんけど。

 

 でもそれだったら1話の時点でやれよって話じゃないですか。

 

 現時点で本当に誰が読んで喜ぶ作品なのか全然わからないんです。

 別に復讐を遂げる要素もないし、エロいシーンもほぼ1コマ(しかもクソ味気ない)だけで終わってるしでどこにも需要が見受けられない。そもそも主人公が無個性過ぎるし魔女も主人公助けたのと顔芸以外になんもしてないので、主役の活躍なるものが存在しません。

 

 強いて言うなら安易過ぎる他作品のパロディに対して「やりやがったwww」みたいな寒いノリで嘲笑的な態度を取る人くらいしか高評価してくれないと思うんですけど、仮にそのノリにエンタメ性があったとして一発しか撃てないでしょその弾。

 

 つまるところ第1話で1人目を片付けられなかった時点でこの作品は出オチにすら失敗してる駄作でしかないんですよ。

 

 愛が無い、面白くもない、じゃあこの漫画は何だっつー話ですね。

 

 今から書くのは完全なる私個人の邪推であり妄想なんですけど、多分これって賭ケグルイでヒット出した河本ほむら先生に雑誌の編集部が「異世界チートものを書いてください」とでも依頼したんじゃないでしょうか。

 で、依頼された側はなろう小説とかそういうの一切興味なかったけれど急な話だったりドラゴンエイジって事はKADOKAWAからの依頼だから断りづらかったりして話を作るしかなくなり、結果として急ごしらえで生み出されたのがコレだったと。

 

 つまり「時間足りなかったからテキトーな出来になったんじゃね?」って事です。

 

 もちろんこれは私の頭の中から生じた話であり現実がどうであるかとは関係ありません。ただ普通はこういうのってパロディする前に他作品について軽く調べるはずですし、「このキャラは異世界転生してない」「このキャラはチート能力で楽してるわけじゃない」とわかればこんなアンチ・ヘイト創作のネタにしてもろくな事にならないって想像つくと思うんですよ。

 

 そりゃ河本ほむら先生が一時期なろうで多く見られた異世界転生チートものをよく思っておらず、時期を大きく外したものの今になってヘイトネタし始めたって可能性も皆無ではありません。

 ただその場合って「嫌いになるきっかけとなった作品」があるはずで、作中に滲み出ているような理由で嫌いになったならSAOをネタにしてるのはなんかおかしくないかと感じてしまうわけです。

 

 まあ言うてここで私がああだこうだ言っていても仕方ないので妄想はこのくらいにしておきましょう。

 

 さてこの漫画が批判の対象となっている、という件について最後に一つ触れておきたい話があります。

 

 この漫画の作画担当である山口アキ先生ですが、作品の批判に耐えかねたのか何なのか知りませんがTwitterのアカウントに鍵をかけてしまいました。

 

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 商業誌で連載してる漫画家さんがTwitterのアカウントに鍵かけるって結構な大事だと私は思っています。何故かというと宣伝効果が大きく損なわれてしまうからです。

 利益を度外視してでも自らに向かう批判を遮断したかったのでしょうか。事によっては本作の内容について山口アキ先生ご自身、思うところがあったのかもしれませんね。

 

 ただ安心したのはネットの意見を見ていく限り山口アキ先生に対して攻撃的な意見は少数派であるというところです。

 

 主に責められているのは原作者である河本ほむら先生で、まあどんな事情があれ他作品を舐め腐った作品を世に送り出した点については普通に問題ですからそれは受け入れてもらうとして。

 私も話を作った張本人でもないのに責められるの流石に不憫だなと思っていましたから、そこは少しホッとしました。こう言ったらなんですがヒット作出したわけでもないのにKADOKAWAの雑誌で賭ケグルイの作者と組まされたら大半の漫画家は「嫌です」って言えないでしょうし。

 

 まあ今後どうなるか知ったこっちゃありませんが、異世界転生者殺しなる作品が単なるアンチ・ヘイト創作で終わらない事を祈るばかりです。

 気になる点も全く無いわけじゃないですからね。例としていくつか並べますけれども。

 

①1話最初の見開きカラーページに主人公の姿がない

②タイトルの割に「これから転生者を殺しまくります」という趣旨の煽り文がない

③第1話のタイトルは「『神の手違い』殺し①」だが“神の手違い”要素が現状出てきていない

④他のメンバーの前世を知っている魔女が転生者である可能性もある

 

 ざっと思いついただけでもここらへんがどうなるかわからない状態です。1話で盛大にコケたものの展開次第では今後面白くなる可能性も残されています。

 

 私の読みでは読者のヘイトを集める役割を持った孫のパロディっぽいキャラが何らかの理由で死ぬのは確定事項として(オバロとリゼロのパロディキャラも屍姦を見逃していたためやや死相が出ている)、魔女が使う魔法の代償かあるいは肉盾としてかは不明ですが主人公ポジっぽいリュートも死ぬんじゃないですかね。

 というのも首をへし折られたはずのリュートが目覚めた時、なんか隣にリュート以外の村人っぽい死体が不自然に転がってたんですよ。更にリュートが意識を失った場所と違う場所で蘇っていたのでそこらへんの描写には何らかの意図があったものと思われます。

 仮に「強力な魔法を使えるが代償として他人の命が必要となる」というのが魔女の使う魔法なのだとしたらそこの奇妙な描写にも説明がつくので、現時点で考えられる可能性としては頭に入れておきたいところです。

 

 原作者が賭ケグルイの人というのもあり「いかに頭を使ってチート能力を攻略し相手を社会的ないし物理的に殺すか」を期待している人も多いようですが、個人的には「いかに頭を使って生贄となる被害者を確保しながら転生者を殺すための条件を整えるか」という物語展開になっていくんじゃないかと想像しています。

 まあ実際どうなるかわからないんでマジで想像するだけですけど。少なくともリュートが魔女からチート能力を授かって他の転生者達とバトルする、という展開にはなりづらい構成となっていますからね。

 

 面白くなっていくんならそれはそれ、駄作のまま沈んでいくならそれもそれ。

 

 何にせよ創作者としての品性という面では絶対に褒められたもんじゃないのでそこは大人しく批判されとけと思いつつ今日のところはここらへんで。

 以上、久々のブログ更新でした。

少し前にやらかした書籍化なろう作家の話

 皆さんこんにちは。馬込巣立です。

 今回はアニメ『回復術士のやり直し』のアニメ感想文を書いていた時期、ここでネタにしたかったものの感想記事に労力を割いていたため見送った話題があるのでそれを記事にしました。

 正直もう旬を過ぎている内容ではありますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 因みにタイトル見れば何となく察するかと思いますが普通に書籍化したなろう作家さんの名前を出しますし、出した上でそこそこ強めに批判するのでそういうのが苦手な方はブラウザバックすることを推奨します。

 

 

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 私は以前ライトノベルのレビュー動画が企業によって消されるという事象について、このような記事を書きました。

 

magomesudachi.hatenadiary.jp

 

 多分このブログやってて一番コメントがついたし一番荒れた記事でもあるわけですが、当時と今とで特に大きく意見が変わったりはしていません。

 要するに私個人の考えとして「企業が顧客のレビューを削除するという動きは望ましくない」というのがあるんですね。 これをまず念頭に置いていただきたい。

 

 で、先日とある方のなろう小説レビュー動画が権利者削除されました。

 

 削除された動画の投稿者はシドエグさん。チャンネルの名義は「なろう考察レビュー」となっており、まだ活動開始から半年も経っていない方です。

 

www.youtube.com

 

 で、こちらの方の削除された動画で扱われていた作品が

 

『おい、外れスキルだと思われていた《チートコード操作》が化け物すぎるんだが。〜実家を追放され、世間からも無能と蔑まれていたが、幼馴染の皇女からめちゃくちゃ溺愛されるうえにスローライフが楽しすぎる〜』

※以下、『チートコード』と呼称

 

 というなろう小説です。タイトルなげぇよ。

 せっかくなんでついでにこの作品が掲載されているなろうのページのURLも貼っときましょうか。これ書籍化してるらしいんで読んでみて気に入った人は買えばいいんじゃないですかね。私はつまらなかったので買いませんけど。

 

https://ncode.syosetu.com/n8672gi/

 

 そして今回私が今まで見てきた中でもトップクラスのクソ野郎と断じている書籍化なろう作家がこれの作者、どまどまという奴です。コイツに限っては呼び捨てで問題ないと判断しています。

 

 じゃあなんで私がこの作者を毛嫌いしているのか、そこを順々に説明していきましょう。

 

 まず最初に私が観測したのはシドエグさんによる『チートコード』のレビュー動画でした。

 内容は批判的なものの矛盾点や登場人物の情緒に対する疑問点を突く形でのものであり、まあ私としては最終的に物語としてどうなのかというクオリティの点に触れてほしかったものの誹謗中傷などが含まれるような内容ではありません。

 

 ですが、シドエグさんが投稿した動画は投稿されてからしばらくして権利者削除の憂き目に遭います。

 

 削除を申請した相手の名義は「双葉社」。

 恐らく書籍を双葉社のレーベルから出していたのでしょう。なるほどだったら忌々しいものの著作権は向こうと作者が所有しているわけですし、そういう挙動をする出版社もあると諦めるべきなのかもしれません。

 

……という理屈が通るのは書籍の表紙などが動画内に提示されている場合のみです。

 

 シドエグさんの動画を見てもらえばわかるんですが、使われている画像は小説家になろう内の文章のみ。双葉社から出されている書籍の表紙などは一切引用されていません。

 更に言えば作品のURLをシドエグさんは動画概要の部分にて公開しているため、このなろうにおける文章の著作権においても引用元を提示している以上法令遵守の範疇に収まる使用法であるはずです。

 

 つまるところ今回消されたなろう考察レビューチャンネルの動画に関しては誹謗中傷による名誉毀損ないし侮辱罪も著作権法違反も該当しないんですよ。

 

 なんで双葉社なんていうデカい会社がそんな後々自分らが不利になるような真似をしてしまうのか。そこがすっげぇ引っかかったものの、後から一般サイコパスさんによって提供された情報が一つの可能性を示しました。

 

 まずその流れをシドエグさんが簡単にまとめた動画のURLを貼りますね。

 

www.youtube.com

 

 詳しい内容はこの動画で言われていますがこちらでも簡単にまとめると、過去に双葉社から権利者削除を受けた経験のある一般サイコパスさんが「名義が違うくね?」との疑問を提示してきたんですね。

 

 どういう事かというと、一般サイコパスさんが過去に権利者削除された際の双葉社の名義は「株式会社双葉社だったそうなのですが、今回シドエグさんの動画に削除申請した相手の名義は双葉社とだけ記載されていたようなんです。

 となると頭株を抜いた名義で削除申請してきたのは果たして本当に双葉社なのか、という疑問が湧いて出るわけですがぶっちゃけこれに関しては私の立場からでは何も断定できません。

 もちろん「原作者のどまどまが双葉社の名義を使って動画を削除した」という可能性はありますけれども、それはあくまで可能性があるってだけの話でしかないんです。例えば(ほぼあり得ないという前提を無視して言うと)双葉社が「間違いなく弊社の判断によって削除申請しました」と言えば疑念はどうあれそう受け止めるしかなくなりますから。

 

 ただ、この話にはほぼ確実と言い切っても問題ない部分があります。

 

 それは『チートコード』原作者のどまどまが「書籍関連の画像を用いていないレビュー動画が双葉社名義による削除申請によって消される」という結果を良しとしたって事です。

 少なくとも原作者の許可すら得ずに商品と何ら関わりのない動画を企業が消すなどあり得ませんから、仮に真実双葉社が削除申請したとしてもどまどまによる許可が発生していないはずがないんですよ。

 

 仮にこれでどまどまが「いや、自分とこには双葉社さんから話来てませんでした」って言うなら、いや絶対にそうじゃないとは思いますけど別にそういう動きするならそれで構いませんよ。その時はその発言のスクショ撮影した上で双葉社に「なろうの運営はヒナプロジェクトであってテメェらじゃねえだろ何勝手に著作権主張してんだ」と直接クレームの電話入れればいいだけなので。

 それで双葉社の社員から「いやウチはそういうケースにおいて必ず原作者さんに確認してます」って返ってきたらその時はここでその通話の録音データ公開するんで今度こそどまどまは終わりです。

 もし本当にそんな事態になったら私の手でアイツぶっ潰しときますわ。

 

 もうこの時点で自作品に向けられた批判的感想を消すっていう、私が一番嫌いなタイプの作家像が見えてきてしまいました。

 

 因みに本人の感覚としてはこんなもんらしいです。

 

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どまどま「スルーっていうか、著作権侵害かつyoutube規約違反なんですから削除されるのは当たり前だと思うんですが、なにかおかしいですか?」

 

 

 引用元のURLを提示して一切の罵倒を用いず作品を評価してる動画相手に何言ってんだコイツ。

 まあ多分法律とか難しくてよくわからないんだと思いますけど、それで他人に迷惑かけるなら相応の報いは覚悟しとけって話ですわ。少なくとも私はコイツの名前を見たらその書籍絶対に買わないと決めましたし。

 

 で、ここでの一般サイコパスさんとの会話も(正直言うと一般サイコパスさんの発言も含めて)頭痛くなるような内容だったんですけど、それからどまどまがツイートした内容及び挙動もちょっと酷い。

 

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 これ見るとわかる通り、一般サイコパスさんに向けて信者ファンネル飛ばしてるんですよ。

 

 いやそれはダメだろ。

 

 例えば以前あった『無職の英雄』amazonレビューの件でも信者ファンネルなる言葉は界隈で使われていましたよ。具体的には原作者がWEB版最新話のあとがきで批判的レビューについて触れたらその作品のファンが当該レビューを削除すべく動いたってやつ。

 しかしアレに関しては「信者がそんな動きをするとは作者も予測していなかった」みたいな言い訳ができる分まだマシですよ。直接けしかけた痕跡はないので。

 

 でもコイツの場合「ひどくないですか?」つってTwitter上のフォロワーに同意求めちゃってるじゃないですか。これで後々「まさかファンの方々が暴走するとは思っていなかったので」みたいな言い訳しても無理でしょ。その理屈は大人として通らないでしょ。

 

 で、このツイートはただ信者ファンネルを飛ばすだけに留まりませんでした。

 今も確認すれば多分見られると思うんですけど、動画を削除されたシドエグさんがリプライを送ったんです。

 

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 そしてこの動画投稿者としての誠意ある問いかけに対し、どまどまは今日に至るまで一切返事をしていません。

 丸一日経過しても返信がないのを見かねて私もどまどまにリプライを送りました。

 

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 多少皮肉を込めたっつってもこれ言われて反論できない立場のはずなんですよね、あのクソ作家。

 まあこのリプライもシドエグさんのリプライも一ヶ月近く無視されているので多分逃げてんだろうなと思います。

 

 以上の流れを経て、真相がどうであれどまどまは創作者として失格であり自由を重んじる私の敵であると認知しました。

 これで私が前言撤回するとしたら先に述べたように双葉社が社名を汚してでも彼を擁護するパターンのみとなりますが、まあ流石に無いでしょう。双葉社と無関係な画像を用いたレビュー動画に対して双葉社が原作者に確認もしないまま著作権侵害による削除申請をするなんて普通に考えてあり得ないので。

 

 で、とりあえず今回の件を受けた私個人の判断でどまどまに向けてささやかなプレゼントをしておきました。

 

 以下に貼りますはどまどまが2015年に書いた短編小説、『作者がエタったせいで、私は処女のまま四十歳になりました』という作品のURLです。

 

https://ncode.syosetu.com/n1545ct/

 

 まだ小説家になろうの流行に迎合せず、恐らく自分の書きたい作品を書いていたであろう時代のどまどまの小説がこれです。

 別に「これを書いていた時代のどまどまは今と比べてまともだったんだろう」とかそういう話をしたいわけではありません。ただこれともう一つの短編に関しては完全に流行とかそっちのけで書かれた内容の作品なので、まあタイムパラドクスゴーストライター的に言うなら“君にしか描けない作品”というやつなんでしょうね。

 

 なので頑張っていたあの日のどまどまに向けて、少なくとも書きたいもの書きながらこの短編よりもよっぽどポイント稼いでるアマチュア作家から感想を送ってあげました。

 

 

 

 

 

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 頑張れ、あの頃のお前!

 

 以上、「大嫌いなタイプの作家に向けて私が嫌がらせをした」というそんなつまらないお話でした。

 良ければまた次の記事でお会いしましょう。