アニメ感想文『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 第12話』
皆さんこんにちは。馬込巣立です。
ここまで続けてきた防振り感想記事もこれで最終話となりました。まあ正直特別面白いアニメでもなかったのですが賢者の孫とかと比べると不快感は薄かったので、12話全部見るのにそこまで負荷はかかっていません。
それにまあ、
なんか2期(?)決まってたみたいなので弱音吐いてらんねえんすわ。
まあKADOKAWAですからね。最初から2クール前提だったのかもしれません。
では最終話の感想、書いていきましょう。
動画はこちら
◆概要
ペインにあと一歩のところまで追いつめられるも機械神と暴虐によってこれを撃退したメイプルは、「他のギルドにこれ以上得点を稼がせない」というサリーの作戦に乗って高順位ギルドとともにその他大勢を蹂躙。ギルド対抗戦において彼女らのギルドは3位となったのでした。
まあ、はい。そんな感じの最終回でした。
◆良かった部分
★ペインがまあまあ善戦してた
流石に強キャラ中の強キャラとして登場しただけあり、機械神による一撃を耐え毒竜やら暴虐の腕やら亀が出した根っこやらを斬り捨てながら突き進む様は普通にかっこよかったです。
結果的にメイプルに敗北してしまった彼ですが、勝負の決定打となったのは作者の寵愛の有無だけだったのでここは評価してあげたいなと。
更に言うとこれは賛否両論あるかもしれませんが、使うスキルの種類が白兵戦と耐久の二種類のみというのも魅力でした。あくまでも剣で戦うスタイルを貫き、魔法とか全然使わないのはなかなかポイント高いですよ。
★ミィの判断が個人的に好き
自分達のギルドが追いつめられた時、「どうせ全滅するなら一人でも多く道連れにするぞ!」と言って仲間に発破かける姿がなんとも勇ましい。それを受けて部下の連中も「一生ついていきます!」的な発言してますし。
例えそれが立場上必要となる演技だったとしても、その演技を貫ける時点で上に立つだけの器はあるのだなと感じました。
割とこのミィというキャラに関しては本気で好きですよ自分。言い方悪いですけどドレッドに並んで登場する作品間違えてる感ありますもん。ああ、これは一応褒め言葉です。
★最後の飲み会
ギルド対抗戦で3位に輝いたメイプル達はその後祝勝会をするんですが、その際にこれまで戦ってきたライバル達を自分達のギルドホームに招き入れます。
こういう最終的に敵味方問わず飯食ってエンドみたいな終わり方大好きなんですよ。
本格的な殺し合いとかしているわけでもない、あくまでもゲームを舞台とする作品としては健全なオチでした。
◆悪かった部分
★結局メイプルだけで勝ってしまった
終わり方はそれなり大団円って感じを醸し出していましたが、戦闘の流れははっきり言ってひっでぇもんでした。
これ最終回だよな? 最終決戦的な戦いしてるんだよな? なのにどうしてこんなにつまらねえんだ。
いやね、ペインやその仲間連中を倒すのは別に良いというかそうじゃないと展開としてよろしくないのわかるんですよ。わかるんですけどメイプル一人が暴れて終わりって他のお仲間連中いらねえじゃん。案山子で代用できちゃうじゃん。
なろう小説の悪いところ出ましたね今回も。
★また挿入歌流しやがった
ダイジェストではありませんけどこのアニメの製作陣、挿入歌流せばワンパターンな展開も許されると勘違いかましてませんか?
流石に名曲とはいえそろそろ聴き飽きてきました。だってもう全12話の中で半分以上の話はこの曲流してますからね。もう曲名を「防振りワンパのテーマ」とかに変えちまえ。
★クソ運営
クソ1「どうする? またメイプルを弱体化させるよう設定を変更するか?」
クソ2「それも考えた。しかし、もういいかな、と」
馬込「は?」
クソ3「理由は?」
クソ2「今のメイプルはこのゲームの看板プレイヤーだ。メイプルを見て参入してくる者も増えてるし」
馬込「え、未参入の人間が見てるってじゃあ動画か何かでメイプルの挙動を公表でもしてんの? 本人そんな許可出してるの? あとPTAから苦情入りそうな捕食シーンとかありますけども」
クソ2「メイプルに対抗するためにスキル集めやレベル上げに精を出す者も多い。今更メイプルを弱くしても誰も喜ばないだろう」
馬込「メイプル以外が弱いままなのは誰が喜ぶんだ? 理由は知らんが上位ギルドの構成員さえ毒無効持ってねぇんだぞ。そこ調整するのがお前らの仕事だろ」
クソ4「これからは手を出さない感じか?」
クソ2「ああ、見守ろう。無理に弱体化を考えなければかわいいプレイヤーだしな」
馬込「根暗なブスだったら弱体化してたって事かよクズだな」
こんな具合で発言一つ一つがクソだったため見ていてものっそいストレスフルな奴らでした。
いやね、まだ原作ちゃんと読んでないんで元々こういう会話してるのかどうかまでは確認してないんんですよ。でもこれで原作通りなら作者はゲームプログラマー全員に土下座すべきだと思います。少なくともアニメスタッフは土下座しろ馬鹿たれが。
◆総評
主人公よりも敵の方が良いキャラしてるのどうかと思いますけどね。
まあまあ言いたい事は数あれどそれは次の『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います 総括』にてまとめて述べる予定ですので、少々お待ちください。多分そっちは4月2日とかになるかな。要するに明日です。
あと防振り2期の感想記事も書くかどうかは考え中です。元は回復術士の感想を書くための練習だったんですよね、この記事。なので役目を終えたと言えば終えたところなんで、まあそこは反応薄ければやらなくていいかなとも思っています。
何はともあれ全12話、どうにか視聴し終えました。なかなかメンタルを削られましたわ。この感想記事の存在がなければ1話で切ってたなこりゃ。
それではまた次回、総括にてこのアニメの最終的な分析と評価、そして感想を述べていきたいと思います。
現場からは以上です。