不在の巣

なろうで小説を書かせてもらっている馬込巣立のブログです

「ふゅぅ」「みゅうん」と鳴く五十代女性

 こんにちは。馬込巣立です。

 

 最近はすっかり涼しくなってきましたね。私は何故か九月後半の今になって蚊に刺され始めましたが、もうすぐ秋も過ぎて冬に至るのでしょう。蚊は死ね。

 

 今回は私の仕事の話をしましょう。

 とはいえ真面目に今やっている仕事についてあれこれ書くのではなく、職場での愚痴をぽつぽつとこぼしていくだけなので皆様の予想の百倍は見苦しい記事になるかと思われます。

 

 それで今回はどのような話をするかと申しますと、恐らく私以外にも同じ存在と邂逅を果たした人がいるであろうぶりっ子おばさんについて語りたいんですね。

 

※注意点

 先に申し上げておきますと、今回の記事は精神的にハンディキャップを持っている人を侮辱するというような意図は一切含んでおりません。が、そういった内容を嫌う方にとっては極めて不愉快な内容となってしまう可能性が高い事を、今のうちに宣言させていただきます。

 ですのでここから先は自己責任での閲覧となります事をご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい。

 ではここからは注意書きを読んだ上での閲覧であるとこちらで判断させて頂きますので、宜しくお願いします。

 

 このぶりっ子おばさんなる生命体がいかなる存在であるかを語ると、それこそ日付が変わってしまいかねないので簡単に概要だけ説明しましょう。

 

「自分はデフォルメされたマスコットよろしく皆に愛されるべきキャラクターである」という根拠のない妄念に理性を支配されたおばさんの事です。因みに私が今回語るのは五十代中頃、老け顔なのも相まっておばさんというかお婆さんです。

 

 想像しただけで辛い気持ちになるかと思いますが耐えて下さい。私はそれと明日タッグを組んで仕事しないといけないんです。

 

 で、具体的にどんな言動をするのかを説明しましょう。

 

 

 

①不規則に鳴く

 

「???」となるお気持ちは非常にわかる、わかるんですけど本当に鳴くんですよ。

 タイトルにもしました通り、隣りで作業している中どういうわけか一人で「ふゅぅ」「みゅうん」「ゃぁん」「うにゅにゅぅ……」ってブツブツ鳴いてるんですね。仮に二次元の萌えキャラがやってたとしても人によっては拒絶反応が出るタイプの挙動と言えるでしょう。いわんや三次元の五十代をや。

 

 いや、もしかしたら意識してやってるわけじゃないのかもしれないんですけど、少なくともこの人は意識的なんじゃないかなと普段のぶりっ子アピールを見ていて思うんですよ。ただ口に出てしまっているだけなら私もどうってこたなかったんです。本当です。

 

 で、「意識的にやっている」という前提で隣りでずっとこんなん言われ続けるとですね、ただでさえぶりっ子なるものが大嫌いな私は手頃なチェーンソーが近くに落ちてないか周囲をキョロキョロしてしまうんです(誇張に見せかけたオブラート全のっけ)。

 

 端的に言って仕事をする上で邪魔なんです。気が散る。

 

 しかしこれも彼女がやらかす「自分可愛い」アピールのほんの一部分に過ぎないのです。では次に参りましょう。

 

 

 

②気に入った男性の隣りに座りたがる

 

 これも単体で見るとどうってこたない部類の行動ですね。

 でもね、こっちが特にあちらを意識してなくてもクッソ甘ったるい声は容赦なく鼓膜にびたびたと突進かましてくるんですよ。

 

 実際に私が見せつけられてきた事例を紹介しましょう。

 まず、休憩中にとある男性が休憩室の席に座ります。そうするとその隣りにぶりっ子おばさんが座ります。

「仲が良いのかな」という程度の認識しか当時の私は持っていなかったのですが、最初は雑談から始まった二人の会話から「◆◆さんにいじめられたのぉ」「だってあの人意地悪なんだもん」などという猫なで声が聞こえてきて「うっわ……」となってしまいました。

 いやだって、まるで幼稚園児みてぇな口調で他人への悪口混じりに甘えてるんですよ。こう言っちゃなんですが孫もいそうなお婆さんが。

 

 私がその男性の立場だったら上司に相談するレベルの苦行です。

 

 男性も笑顔で対応してくれるから余計に夢中でああだこうだ言い続けるんですけど、その人と普段話す私は彼がぶりっ子おばさんを「あんなのどうだって良いよ(記憶している限り最も優しいお言葉)」と評価しているのを知っているんですね。

 

 信頼している相手に陰でここまで言われてるとなるといっそかわいそうに思えてくるレベルですが、そのぶりっ子おばさんは甘やかしてくれない人という認定を下したらしい私に対しては極めて辛辣な人なので、今後も素直な気持ちで気持ち悪がっていこうと思っています。

 ついこないだも「運んできたケースが汚れてる」とかいう「俺に言われても……」案件のいちゃもんをつけられたばかりですからね。因みに上の話に出てきた男性は汚いケース持ってきても不問とされているようでした。

 ナチュラルに対応に格差をつけていくスタイル、嫌いじゃないけど好きじゃないぜ。いややっぱ嫌いだぜ。なんなら差別するのは良いからせめて理不尽な言いがかりはやめて欲しいんだぜ。お願いだぜ。

 

 では、次で最後ですね。

 

 

 

③一人称が「○○ちゃん」

 

 もうね。これが個人的に一番アウトです。

 

 多分これの影響が一番デカくて彼女は職場全体で笑い者にされている節があります。

 私はそんな残酷な茶化し方はしたくないので普通に個人単位で嫌ってますけど。

 

 別に常に「○○ちゃんはねぇ~」と言ってるわけではないんでまだマシな方かもしれませんが、上記にある男性との会話ではほぼずっとこのステータス異常を維持し続けて会話する傾向にあります。

 

 言うて他の人は「またあの人が変な喋り方してるよ」程度の認識なのだとは思うのですが、上に記しました通り私は基本的にぶりっ子が嫌いなんですよ。唯一の例外は一色いろはだけです。

 

 だからそういう言動される度に仕事を中断して帰宅したくなる程度には苦痛なんですが、もう周りの人達も諦め半分面白半分で放置しているみたいなので出来る事なんてありゃしないんです。

 だから歯ぎしりしながら退社時間を待つだけなんですけど、ここで今回の記事をここまで読んでくださった皆様には一つ思い出して頂きたい事があるんですよ。

 

 

 はい、明日そのぶりっ子おばさんとタッグを組んでのお仕事が待ち受けています。

 

 

 その事についてとある人からは「何かあったら言ってね」とまで言われました。どうやら私が彼女からどんな扱いを受けてるかはこちらの想定以上に広まっていたようです。

 そりゃな、ちょっと前にも仕事の邪魔されたりしたしな……上の指示に従ってやってた作業で「そのやり方は間違ってるよ」とか言われたしな。

 だから「△△さんの指示通りにやってるんですけど、じゃあ△△さんにもそう伝えておきますね」っつったら「あ、いや、私はね? 私はやらないってだけの話だけど……」とかぶつくさ言いながら引き下がっていきました。小物過ぎて逆にムカつくわ。

 

 というわけで明日はきっと悪い日になるでしょうが、まあそこそこぐらいに気張って業務に当たろうかなと考えているところです。そもそも土曜日に会社行きたくねえけど。

 

 現場からは以上です。それでは、また。