不在の巣

なろうで小説を書かせてもらっている馬込巣立のブログです

アニメ感想文『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います 第4話』

 みなさんこんにちは。馬込巣立です。

 今日も今日とて防振り感想文。最近特に書くような出来事もないのでアニメ感想ブログと自分でも勘違いしそうで困ったもんですわ。もっと雑多にやっていきたい。

 

 そんな個人的なあれこれは別として、4話感想書いていきましょう。

 

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動画はこちらから

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◆作品の概要

 

 体感一週間の二時間とかいう脳への負荷がヤバそうなイベントがいよいよ始まり、強力なボスとの戦いを経てペットも手に入れた二人。

 そんな中で前回のイベント6位だったというサクラ大戦異世界スマホなど他作品でもよく使われてるタイプのキャラデザ女に絡まれて今回は終了となりました。

 

 では良いところから。

 

 

 

◆良かった部分

 

メイプル対策はしっかりしている

 

 まず今回最初に衝突した敵キャラ、ノックバック(ふっ飛ばして怯ませる)攻撃でメイプルを攻撃します。ダメージは与えられませんでしたが盾役を強制的に移動させるという攻撃手段は多人数戦において今後重要になってくるのではないでしょうか。

 更にその後出てきた銀翼というモンスターも前回説明されていた貫通攻撃を使ってきて、メイプルもダメージを負う場面があったのは素晴らしいと思います。

 

 やはり全く苦戦しないのはつまらないですからね。今回はモンスター相手だったから良かったものの、熟練者のプレイヤーがこれらの攻撃手段を用いた場合は防御力が高いからと油断できなくなってくるでしょう。

 

 

 

カバームーブを始めとしたメイプルの動き

 

 銀翼との戦いは相変わらずのアクション方面での動きや前述したメイプル対策の攻撃手段も評価点ですが、前回の記事でちょっと触れた「主人公(メイプル)の動きが画面映えしない」という致命的欠点をカバームーブで補っていたのが本当に凄い。

 絵面として動きを取り入れる事に成功しているし、設定上の不自然さもありません。これは明確に作者さんの発想が功を奏した結果だと思います。

 

 加えてただカバームーブで移動するばかりでなく、攻撃を受けて吹き飛ばされつつ防御体勢を維持するという形で動きを生み出すアニメスタッフ側の演出力も見どころありました。こういうのが欲しかったんだ俺は。

 

 

 

◆悪かった部分

 

メイプルがウジウジしていてイラッとする

 

 前回少し触れたように、メイプルのプレイスタイルは好戦的なものです。それこそ育成やモノ作りなどに没頭せずモンスター狩ってPvPのイベントに能動的に参加する程度には。 

 それでいてPvPに対する忌避感をそこかしこで見せてくるのは違和感が強いなと、どうしても思ってしまうんですね。

 

 戦いに興味がないならない、あるならあるではっきりしてくれないと「ゲームを楽しもう」という当人の意識すら所在不明になるんですよ。正直見ていてこっちも楽しくなくなる。

 これは主人公の動機づけに関わる部分なので、作品として軽視すべきではない部分ですね。

 

 

 

毒竜のスキル

 

 頼り過ぎ。3回くらい使ってただろ今回。

 

 あの規模であの威力、しかも防御極振りと言うからにはMPもそこまで無いであろうメイプルが回復アイテムを使う様子もなく連発できてる時点で悪食をナーフするだけじゃダメだったと証明してるようなものでしょ。

 今回ちらっと運営の連中も出てきましたけどあいつら無能しかいませんよ。悪意の塊を名乗るならそれこそ全ての状態異常耐性くらい持たせておけと言いたい。

 

 防御極振りというタイトルで実際そうしてるんだから攻撃力を持つべきじゃないんですよメイプルは。主人公の動機が所在不明なだけでなく作品の趣旨まで行方不明じゃないですか。

 

 やはり毒竜の存在はこの作品の質を落としますね。忌み子じゃん。

 

 

 

チャットの速度

 

 何故かわかりませんがまた読みづらい速度に戻ってました。なんで?

 これに関してはそもそも存在意義がわからないのでこれ以上特に言う事ありません。

 

 

 

◆総評

 

 何となくですが諸悪の根源は毒竜だと再認識する回となりました。あいつさえ存在しなければこの物語への評価が随分と変わっていたはずなのですが。

 とはいえ2話前半みたいな展開にならなくて安心しました。PvPアリともなるとまたメイプルより経験豊富なメイプル以下のプレイヤー集団とか出てきそうで怖かったんですよ。

 

 なんか今回のラストで刀使う美少女が新たに追加されましたけど、なろう系の作品で悪意のない美少女が敵対してる展開はまず間違いなく味方になるフラグなので「あーはいはい」くらいの気持ちでいます。たまにはすれ違いから生じた摩擦をきっかけに衝突する展開とかしてくれてもええねんで。

 

 では短くまとまりましたが、今回はこんなものでしょうか。

 現場からは以上です。